韓国ハイク作家とゲスト詩人

Korea Haiku Poets & Guest Poets

アンヘラ・ポサダ=スワフォード

アンヘラ・ポサダ=スワフォード

招待詩人
Angela Posada-Swafford
海外自由詩
アメリカ合衆国 · Miami Beach
英語 · 韓国語 · 日本語
プロフィール 私は、フロリダとコロンビアの両方を拠点に活動するバイリンガルのサイエンス・ジャーナリスト、作家、探検家、そして講演者です。この30年間、一般の読者から研究者、学生、子どもたちに至るまで、幅広い人々に科学の複雑な世界をわかりやすく伝えることに情熱を注いできました。ジャーナリズムの視点だけでなく、創造的かつ文学的なアプローチを取り入れながら、科学を語り続けています。
2017年には、コロンビアで最も権威あるジャーナリズム賞の一つである「プレミオ・シモン・ボリバル(Premio Simón Bolívar)」を受賞しました。私の記事は『ナショナル ジオグラフィック(National Geographic)』をはじめ、さまざまな媒体に掲載されています。
私は根っからの探検家でもあります。これまでに複数回の南極探検、古生物学調査、海洋学調査に参加してきました。また、米国南極プログラム(U.S. Antarctic Program)とともに南極点に到達した最初のコロンビア人となりました。さらに、MITの「ナイト科学ジャーナリズム・フェローシップ(Knight Science Journalism Fellowships)」に選出された最初のヒスパニック系ジャーナリストでもあります。
コロンビアの在外公館などで講演を行うほか、複数の国際的な大学でサイエンス・ライティングのワークショップを担当しています。また、世界的な探検家団体「エクスプローラーズ・クラブ(The Explorers Club)」のフェローでもあります。
さらに、ラテンアメリカの学校で読まれている子ども向けの科学・冒険シリーズを8作品執筆しています。
詳しい紹介を見る主な経歴・著書・編集・文学活動をこのページ内で開きます。

編集・文学活動

西洋文学・物語・想像力から見た北極

https://www.dbpia.co.kr/journal/articleDetail?nodeId=NODE12897191
代表作品 (1)

ゲスト作品・公式審査および授賞の対象ではありません。

日本語訳

カチ、チッ、カチ――下でキチンの殻がかさめく

光の気配さえ届かぬ、凍える闇の底。

一匹、また一匹と列をなして漂う

棘をまとった緋色の行列、細く鮮やかに。

いま、かすかな温もりがにじみ流れ

深い潮が重たく、ゆるやかに揺らぎはじめる。

脚の先に、身体の奥に、かすかに伝わるその気配――

どの端脚類も、こんな熱を知らなかった。

生きた一本の糸は、いま束縛を解かれ

水圧は低く唸る――けれど、その響きはもう同じではない。

変化が来た――彼らは知っている、知っている、

水深八千メートルの底でさえ。

海溝の奥深く、募る恐れに火がつき、

フシュッ、ウシュウッ――その糸は狂ったように暴れだす。

千の目に、見るべき光はない。

それでも、すべての触角が囁く――逃げろ!

訳:金秀聲/Kim Suseong